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こちらは「X TALE」の用語および事件などの補足ページになります。

登場人物の紹介はこちらのページになります。

声劇などで脚本を利用する際、不明な点がございましたら是非ご利用ください。

 

【地球の荒廃・地球の放棄】

地球上の水分が徐々に失われていく謎の現象。人々は「大渇星(だいかっせい)」と呼び、これにより作物は育たず、植物も枯れ、人間が暮らしていくことが困難になっていった。

ある日、世界各地に“門”という不思議なひずみが現れた。それを潜った先には自然豊かな異世界が広がっており、人類は地球を放棄、人類にとって必要と判断された者が優先的にこの異世界へと渡った。

選ばれた人類はこの世界を「ユノン」と名付け、十年の歳月をかけて再興していった。

 

【ユノン】

世界各地に突如として出現した“門”を潜った先にある異世界。

自然豊かで住み心地のいい世界だが、先住民は存在しない。動植物、鉱物は地球のものとほぼ同質である。

領土の明確な境界線は決まっていないが、ただでさえ激減した人口を減らすのは人類の未来に多大な影響を及ぼすとして、戦争は行われていない。

かつて「州」として分けられていた世界はそれぞれ「アジア区」「ヨーロッパ区」「アフリカ区」「オセアニア区」「北アメリカ区」「南アメリカ区」という名称に変わっている。それぞれの区域はおよそ半径120kmとされている。

 

【エックス】

人類再興の歴史の中で現れた謎の勢力。素性不明、目的不明の存在として世界各地で警戒されている。人語を介し、姿形も人類のそれと似ているが、ひび割れた肌と血のような赤い瞳が人類との差別点とされている。

武器の扱いにも長けており、自然発生した生命体ではないとして研究、考察がされている。

 

【衛士(えいし)】

エックスに対抗するべく結成された自警団。世界各地に訓練校が設立され、厳しい訓練に耐え抜いた生徒が対エックスの戦力となる。

訓練校に通う者を「衛士訓練生」、訓練校を卒業した者を「正衛士(せいえいし)」と呼ぶ。

学科は「兵士科」と「開発科」のふたつあり、兵士科は対エックスを想定した実技訓練が主だが、戦略などの知識も学べる。開発科は対エックスを想定した兵器の開発を主とする。

衛士訓練校を卒業した兵士科の生徒は日本区東西南北にある正衛士支部に配属される。

【デザイア】

エックスからの逃亡者、イリス・アルカンシェルが持っている兵器。

武器として覚醒する前は無色透明な結晶の形をとっており、使用者の最も強い衝動に呼応して最適な形状、能力を得る。

一度武器化したデザイアが原石に戻ることはなく、武器の破壊=デザイアの消失となる。

さらに、武器化した際の衝動が弱まると武器としての能力も落ちる。

その衝動を超える強さの衝動が生まれれば、形状と能力を変えて再構築されることもある。

【孤児院】

ユノンに連れてこられた子供たちが預けられる施設。利用者は皆、必ずしも孤児であったわけではなく、ある審査基準を通った少年少女が一時的に預けられることとなる。独り立ちできるまではそこで寝食を共にする。また、姓は孤児院の経営者のものに統一される。

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